2012年9月7日金曜日

幸福感って感じても良いの?生きていても良いの?

今夜はワイン片手に、ババリアブルーというチーズを楽しんでおります。ブルーチーズと白カビチーズの美味しさが絶妙にミックスされた何とも美味しいチーズです。

そういえば、私がワインとチーズをこよなく愛することを知っているO先生に「君に足りないのは、ワインとチーズだよ」とジョークっぽく言われたことがあります。「ドクターがそんなこと言いますか?」と思わず笑ってしまいました。すると、先生、「自分が幸せを感じることをやってみるのって大切なことなんじゃないかな」と続けます。「あぁ、なるほど!」と思いました。

実は私、うつ状態から回復するまでは、自分を良い意味で甘やかすことができませんでしたし、生きていることに罪悪感を感じていました。幸福感、そして生きていること―これらは自分には許されていないように感じていました。ですから、私にとって、回復するまでの大きな課題は、「自分は幸せになっても良いんだ、生きていても良いんだ」と信じることだったんですよね。

しかし、そんな私を支えて下さったのは、精神科のO先生の言葉でした。「あなたは生きていて良いんだよ」とO先生に言われた時、私は正直、不思議な気持ちになりました。というのも、私は子どもの頃から、「私が生きていることで他の人の迷惑になっているから、私は死んだ方が良い」と考えていたからです。「えっ、私って生きていて良いの?」と驚きました。同時に、存在を肯定してもらえて嬉しかったですし、また安心したのも覚えています。

O先生をはじめ、様々な人達の助けのお蔭で、徐々に私は自分の存在を肯定できるようになっていきました。そうしたら、次の課題は「自分にご褒美をあげることは正当なことである」と信じることになりました。そうしたら、タイムリーにO先生が「自分が幸せを感じることをやってみるのは大切なこと」なんておっしゃったのでした。

最近では、自分の本当に求めていること、欲していることに耳を傾けるのが以前よりも上手になってきたかな、と思います。そして、それを満たすことに対する罪悪感もかなり減ってきました。

私たちは皆、幸せを感じて良いわけですし、また生きていて良い存在なんですよね。そして、この「私たち」には「私」も入るんですよね。心が健康な人にとっては、こんなこと、とっても当たり前のことなんでしょうけど、私にとってはある種、発見なのでした。

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