2012年6月16日土曜日

「気のせい」ではない

昨日の件(参考)があまりにも悲しかったので、精神科のO先生に、この件についてお話ししました。すると、先生は、今の医学の限界、本来の医学のあり方などを交えて、お話して下さり、私の心はようやく落ち着きを取り戻しました。

検査では分からない身体疾患だってあるし、BDNF(参考)を直接測ったわけでもない。本来は、検査の数値だけに捉われるのではなく、患者さんの訴える症状にもっと耳を傾けることが重要なのだ、といったことをおっしゃっており、「なるほど!」と思いました。

O先生にこのように言われるまでは、私は自分の全身倦怠感が、「気のせい」と指摘されたような気がして、とてもとても辛かったのですが、必ずしもそのように考えることはないのですね。そう思うと、心が楽になりました。今、私が苦しんでいる全身倦怠感は、現に私が経験している症状であって、「気のせい」ではないんですよね。

検査をしてみても異常の見られない病気も現に存在します(慢性疲労症候群など)。ですから、所見が無いからといって、「気のせい」と考えるのは、ちょっと乱暴なのかも、と思います。所見がない、というのは、検査した項目に関しては異常がない、ということであって、それだけで体にどこも悪い所が無い、とは言い切れないのではないでしょうか。

O先生とお話していて、そんなことを考えました。

<過去ログ>
私の倦怠感はメンタルの症状?
気分障害の血液検査?

4 コメント:

ふくろう猫 さんのコメント...

いつも貴重な情報を掲載して下さっているのでとっても助かっています。
うつ症状についてですが、私のNET(神経内分泌腫瘍)仲間がサンドスタチン増量に伴い、倦怠感と不眠、胃腸症状などに悩まされていました。
saraさんのブログを紹介したところ、共通点があったとのことでした。
気分障害として片付けられると、副作用を軽視してしまいがちですので、患者の実感を医師に伝えることが大事だと思いました。

Sara さんのコメント...

ふくろう猫さん

サンドスタチン増量で、私と似たような症状が出る方、いらっしゃるんですね。私1人がこんな状態なのかと思っておりました。

因果関係については私のような素人には分かりませんが、次回の外来で主治医にはしっかりと報告しようと思います♪

luckyman110 さんのコメント...

医学書に書いてあることは、普通の人でも理解できますし、それ以上のことをお医者さんが知っているかというと、そうでもないですね(笑)。詳しく調べると「時間」と「コスト」もかかるし、外科的手術に伴う経験を除いて、実際には、当人の方が詳しいことも多いのではないでしょうか。。。^^
 厚生省の認可した医学書と現状を見比べて、原因が分からなくても、「実際には苦痛」という症状は、良くあると思いますよ。
 これは医学書に書いてある方法では、症状は改善しないということでしょうから、とりあえず、気分転換や、メンタルの改善を試してみるという意味では、お医者さんの言うことも間違ってはいないと思いますね。。自分の心のコントロールで、自分の患部が修復されるということは、実際にあることのようですからね。。^___^/

Sara さんのコメント...

luckyman110さん

本当に、身体科の先生の中には検査値を絶対視する先生方がいらっしゃって、そこに引っかからなければ「精神的なもの」としてしまうわけですが、これはあまりにも乱暴に感じます。現にアクロメガリーの診断に到達するまでに、「気のせい」と言われた仲間が何人いることか…。

確かに、メンタル面の改善を図るのは必要だと思います。ただ、検査では分からない体の症状を全て「精神的なもの」としてしまう医療の在り方には、正直、疑問を感じてしまうのです。O先生もおっしゃっておりましたが、もっと問診を大切にしてほしい、というのが私の考えです。

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