2012年2月17日金曜日

うつ病を誘発するたんぱく質が特定

今日もm3を読んでいたら、またまた面白い記事を発見してしまいました。

「うつ」誘発、たんぱく質特定…新薬開発に期待
2012年2月17日08時20分 読売新聞
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所(春日井市)は、体内のたんぱく質の一種に、恐怖や不安の増幅、ストレスによる活動低下など、うつ症状を誘発する働きがあることを突き止めた。
このたんぱく質は「HDAC6(ヒストン脱アセチル化酵素6)」と呼ばれるとのこと。
HDAC6を抑制する物質を与えた時の反応は抗うつ剤を投与した時と似ているそうです。
また、HDAC6の無いマウスは、慣れない環境でも活発に行動しており、不安や恐怖を感じにくくなることも明らかになったとか。

なかなか面白いですね。

今まではセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質で主に説明されてきたうつ病が、今となっては、脳由来神経栄養因子(BDNF)や、扁桃体と外側前頭前野(DLPFC)の機能、といったものからも説明できるようになり、今回はHDAC6というたんぱく質。

今回の発見によって、HDAC6を抑制するメカニズムを持つ、新たな種類の抗うつ剤が開発されるのかしら?などと夢見てしまいます。そうなれば、今までの抗うつ剤で改善の見られなかった患者さんにとっては朗報となるのではないでしょうか。

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