2011年12月3日土曜日

特定疾患の「入れ替え」案、消える

以前、特定疾患の「入れ替え」案について投稿させていただきましたが(参考)、進展があったようなので、ご報告させていただきます。

下垂会の代表理事、はむろおとやさんのブログによると、第18回難病対策委員会において、この「入れ替え」案は消えたとのことです(参考)。

「入れ替え」の代わりに今回使われた言葉は「見直し」。難病対策そのものを抜本的に見直しをする、ということのようです。これは大いに歓迎すべきことだと思っております。というのも、私は今の難病対策は本当に課題が山積みだと思っているからです。

日本での難病対策、というか特定疾患事業は、難病者の立場からしたら、一部の難病者しか医療費助成を受けられていない、という現状があります。福祉的支援(例えば就労面)に関しては全くもって課題が山積みの状態ですよね。そして難病でも特定疾患でなければ医療費助成すら受けられない、とは本当に酷い話だと思います。高額療養費制度がある、と言われても、毎月払い続けていくには負担があまりにも重過ぎる金額の場合、治療の継続が困難になりますよね。さらには、疾病間の格差(特定疾患か否か、など)が患者同士の妬み合いすら引き起こしかねない状況にあります。だからと言って、助成対象の疾患を入れ替えなんて絶対に無理です。そんなことをしたら、誰も満足に治療が受けられない、ということになってしまうのではないでしょうか。

こんな感じなので、国の難病対策については抜本的な見直しが必要、と考えてきました。 せっかく上がった「見直し」案、前向きな議論展開を期待しております。


<参考リンク>
「入れ替え」案消える

<過去ログ>
特定疾患の「入れ替え」?

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