2011年12月29日木曜日

たこ焼きパーティー

ひたすらたこ焼きを焼いて食べる、という「たこ焼きパーティー」をやりました。
とても楽しかったです。

実はSaraは、たこ焼きを焼くのをお店や屋台以外で見るのは初めてだったので、テンションが上がりまくりです。
ます、溶き小麦粉(薄力粉)を流し、たこを入れていきます。

そして、蒟蒻、紅しょうが、ねぎを入れていきます。
火が通るのを待ちます。ワクワクo(^^o)(o^^)o

くるくるっと何度かやって完成!o('▽'o)~~
これは楽しい!!!

今回のたこ焼き、たこが大きくて幸せ感が高かったです。
あと、ベーコンやスモークチーズも入れたりして、ちょっと変わったたこ(?)焼きも楽しめましたよ。

ちなみに私は23個でギブアップでした。^^;
案外、個数食べられないものなんですね。
こんなにたこ焼きを沢山食べたのは、生まれて初めての経験でした。

ごちそうさまでした!о(´▽`)о〃

2011年12月27日火曜日

ホリデー・シーズンのストレスに負けないヒント

Pituitary Network Association(PNA)の12月のニューズレター、今回のLetter from the Director of Education (Linda M. Rio氏)が興味深かったので、リンクを貼らせていただきます。(英語)
http://www.pituitary.org/library/library_detail.aspx?page_id=2600

年末年始のホリデー・シーズン(日本ですと、特にお正月でしょうか?)はストレスの多い時期でもありますが、ホルモンの病気を持っている方は特にストレスには敏感でいる必要がある、とRioさんはおっしゃっております。

そこで、ホリデー・シーズンのストレスを軽減するために下記のようなご提案をなさっております。和訳してみましたので、ここに掲載させていただきます。少々、意訳も入りますが、ご参考までに。

1.友人や大切な人に、毎日、数分だけでも自分の時間を作るように、と言ってもらいましょう。こういった時間を特別に設けて、瞑想したり、日記をつけたり、ヨガをしたり、散歩をしたり…または静かに座って呼吸法を試してみるのも良いでしょう。もしも、自分の時間を作るように言ってくれる人が周りにいない場合は、携帯電話やコンピューターのアラームやリマインダー機能等を使用して、心を落ち着けることに集中できるようにしてみましょう。

2.長い間、連絡を取り合っていなかった人に手紙やグリーティング・カードを書いてみましょう。人と繋がっていることや再度繋がることは、喜びと心の平安を与えてくれます。

3.このホリデー・シーズンに本当に手に入れたいものは何であるのかを決め、それを達成するための計画を立ててみましょう。これは、例えば「全員が携帯電話をオフにして、皆で一緒に食事を共にする」というような簡単なもので良いのです。計画を立てることで、目標を現実的でシンプルなものにすることができるでしょう。

4.2012年1月2日に次に挙げる質問に回答するよう、携帯電話を設定するか、掲示板に掲示してみましょう:このホリデー・シーズン、いつもと異なったことは何か?(何か自分で良い方向に変化させたか?)うまくいった方法は何か?自分が誇りに思っていることは何か?こういった質問を尋ねられることが分かっていると(それを尋ねるのが自分であったとしても)、私たちは自分の立てた計画に従いやすくなるものです。

2011年12月25日日曜日

メリークリスマス!

クリスマス、おめでとうございます。

今年はとても悲しいことが多い年でしたが、それでも、クリスマスに御子イエス・キリストのご降誕をお祝いできましたことは、クリスチャンである私にとって、とても大きな喜びとなりました。

23日は両親と前祝。
翌日のクリスマス・イブには燭火礼拝のご奉仕。
そして、クリスマス当日の今日は、クリスマス礼拝に集ってきました。

本当に盛りだくさんの3日間でした。
「神様は私たちを愛し、そして私たちと共にいつもいつも居られるのだ」ということを再度認識したクリスマスでした。

森の民、自由の子どもらへ、
平和と喜びのプレゼント。
王なるみ子イエス 生まれた聖(きよ)い夜。
「この日イエスは生まれた。
イン エクセルシス グロリア」
(讃美歌21 254番4節)
(イン エクセルシス グロリア = いと高きところには栄光)

宗教の相違を超えて、神様の御(み)恵み、平安、希望が世界中の民(たみ)の上にありますように。 

2011年12月20日火曜日

TOEICの結果

TOEICを11月に受けたのですが、その結果…。

Listening:470   Reading:460
TOTAL:930

という結果でした。

「850点なかったら酷く落ち込みそう…。」とか言っておりましたが(参考)、その心配はなかったようです。とりあえず、狙っていた900点を超えたので、目標達成!とします。

これでひとまず、現時点の私の英語力を証明するものが手に入ったので、ホッとしました。


<過去ログ>
TOEIC、受けてみることに

「うつ病克服へのロードマップ」に参加⑤

これで、シンポジウムのノートは最後となります。

神庭重信(九州大学大学院医学研究院 教授)
「うつ病の専門医とは何か~うつ病センター構想」

現状:
  • 「うつ病は心の風邪」などと比喩されるが、実際には風邪ほど簡単には治ってくれない。
  • 若者のうつ病が増えているなど、うつ病はより複雑化してきている。
  • 様々な種類の「うつ病」がある。
    • 中には「うつ病」に見える双極性障害があり、これはまったく治療が異なる。こういった識別も難しい問題である。
  • うつ病には併存障害/病が多い。
うつ病自体はより複雑化してきており、患者数は急増しているが、専門医の数がそれに追いついていない。 
 ⇒専門医の育成、さらなる研究が必要!

がんセンターのようなモデルで、「うつ病センター」の設立が求められている。
  • 全国どこにいっても最高水準のうつ病の治療をうけることができる体制を築く。
  • 復職支援なども行っていく。
    • 現状は、患者・家族にとても負担の大きいシステムになってしまっている。
    • センター設立後は、より患者・家族にやさしいシステムにし、主治医、患者・家族、地域、職場が連携しやすいようにしていく。
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この「うつ病センター」の設立、とても興味深いと思いました。
「うつ病センター」と「ブレインバンク」の設立によって、うつ病治療が進むといいですね。

<過去ログ>
「うつ病克服へのロードマップ」に参加④
「うつ病克服へのロードマップ」に参加③
「うつ病克服へのロードマップ」に参加②
「うつ病克服へのロードマップ」に参加① 
緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

「うつ病克服へのロードマップ」に参加④

引き続き、シンポジウムのノートです。今回は少し飛んで、加藤忠史先生のご講演。

加藤忠史 先生(理化学研究所脳科学総合研究センターチームリーダー)
「うつ病を解明せよ!~脳科学の観点から」

日本が世界で初めて「うつ病問題」に直面
WHOは「2030年には世界中で問題になる」としている。

先進国の日本が最後まで手をつけなかった病気が精神疾患。
(なぜか?)→精神疾患は「こころ」や「社会」が原因とされる傾向があったため、個人や社会のせいにされてきたから。

うつ病の治療にはSSRIを使ってセロトニンを増やす治療が行われるが、この効果は2~3週間しないと現れない。しかし、実際にはセロトニン自体はすぐに増加することが知られている。
⇒うつ病はセロトニンだけでは説明できない。

では、お薬を飲むと何が起こるのか?どうしてうつ病が良くなるのか?
BDNF(脳由来神経栄養因子)が増える
BDNFは神経細胞を成長させる因子

うつ病の更なる研究のために、ブレインバンクの設立が必要!
また、基礎研究と臨床研究の連携も必要。

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 ここに「ブレインバンクの設立が必要」と出ておりますが、これは柳澤勝彦先生(国立長寿医療研究センター研究所 副所長)「認知症とうつ病~神経病理学の観点から」というご講演の中で仰っておりました。

認知症についてはかなりのことが、神経病理学的に分かってきていますが、うつ病の病理変化についてはよく分かっていないそうです。


<過去ログ>
気分障害の血液検査?
「うつ病克服へのロードマップ」に参加③
「うつ病克服へのロードマップ」に参加②
「うつ病克服へのロードマップ」に参加① 
緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

2011年12月19日月曜日

「うつ病克服へのロードマップ」に参加③

引き続き、「うつ病克服へのロードマップ」の私のノートです。
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尾崎紀夫(名古屋大学医学系研究所 教授)
「うつ病検診の波紋~職場でのうつ病の対応を巡って」

うつ病に伴う自殺・長期休暇などの重大な問題がある。
また、長く患っていると完解率が低くなる。

早期発見と早期治療のために「職場の健康診断に精神疾患も加えよう」という動きがある。

ただし…うつ病だけで良いのか?双極性障害は?
(双極性障害は長期にわたり、自殺率も高い)

自殺既遂の危険性(精神疾患別)
男性:双極性障害が1位
女性:統合失調症が1位、双極性障害が2位(1位と2位の間には大きな差が無かった)

こういったことを考慮に入れると、うつ病だけでなく、双極性障害等、他の疾患も加えるべきである、と言える。

「ストレスチェックリスト」の使用が提案されているが、これは、有所見者の病態・経過が不明である、という欠点がある。また、有所見者が気づいているストレスをどうするか、という対処法も問われている。


<過去ログ>
「うつ病克服へのロードマップ」に参加②
「うつ病克服へのロードマップ」に参加① 
緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

「うつ病克服へのロードマップ」に参加②

前回に引き続き、緊急シンポジウム「うつ病克服へのロードマップ」のノートを掲載します。


久保千春 先生(九州大学病院 病院長)
「身体疾患とうつ病」

うつ病には身体疾患を合併していることが多い。
「身体合併なし」は7.5%である。
合併身体疾患には、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、高血圧などがある。

主疾患の重症度とうつ病の重症度は比例する。
心的ストレスと身体状態の両方が、うつ病合併の要因である。

(例:糖尿病)
病気を持っていることに関連するストレスに追加して、身体の状態(視床下部‐下垂体‐副腎系の亢進、カテコールアミンの亢進、セロトニンの障害など)も影響している。

うつ病を合併すると身体疾患も有意に悪化する。
うつ病を合併すると生存率が低下する。(脳卒中、がん)

cf)がんの患者では、適応障害が多い(うつ病は6%)

うつ病を合併することで起きる精神面への弊害
  • 自殺の増加
  • QOLの低下
  • 家族のストレスの増加など
うつ病合併の主疾患への影響
  • 主疾患に対する治療意欲の低下
  • 主疾患の悪化
  • 主疾患の蔓延化
  • 主疾患の再発の増加

<過去ログ>
「うつ病克服へのロードマップ」に参加① 
緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

2011年12月18日日曜日

「うつ病克服へのロードマップ」に参加①

本日、東京都新宿区で開催された「うつ病克服へのロードマップ」という緊急シンポジウムに参加してきました。このシンポジウムのトップバッターであり、またこのシンポジウムの内容をコンパクトにまとめて下さった樋口輝彦先生(国立精神・神経医療研究センター総長)の「国民病としてのうつ病~自殺・長期休暇」について、私のノートをご参考までに掲載させていただきます。他の演者の先生のご講演についても追って記事を書きたいと思います。

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うつ病の増加
  • うつ病は増加傾向にあり、10年前の受診件数に比べると、現在では約2倍。
    • (しかし、実際にうつ病自体が増えているのか、受診する患者が増えたのかは明らかではない。)
  • 元々は50代ぐらいに発症の多い病気だったが、最近では20代・30代の若年層に多い。
自殺対策・うつ病対策
  • 国内では、年間約3万人が自殺で亡くなっている。
    • このうちの9割は何らかの精神疾患を持っている。
    • さらに、この9割のうちの3割はうつ病であった。
  • 日本では4人に1人はうつ病であるにもかかわらず、受診する率は低い。
早期発見
  • プライマリケア医の役割
    • (うつ病の患者は、初めはプライマリケア医を受診することが多い。)
  • スクリーニング: 二質問法
    • これらの質問の回答がいずれも「はい」の場合、うつ病である確立が高い
  • 企業における早期発見と対応
    • 健康診断の検査項目に精神疾患も追加するべきではないだろうか
  • 病因・病態研究の加速
現代のうつ病
  • 若い世代(20代・30代)の新たなうつ病の病像が注目されている
  • 従来までの、「典型的な」うつ病とは性質が異なる。
サポートシステムの充実
  • うつ病で休職した場合、復職率は約80%だが、このうちの約30%は再休職してしまう
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ディスカッション・セッションでの樋口先生のコメント:
日本の精神医療は諸外国に比べ、遅れている。
今年に入って、ようやく精神疾患が「五大疾病」の1つとなったばかり。
(イギリスでは三大疾病のひとつとして、研究や治療に力を入れられている)
これを機に、研究や対策、治療へ国が力を入れることを期待している。

<過去ログ>
緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ
四大疾病が「五大疾病」に!

2011年12月17日土曜日

緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

日本うつ病学会、日本生物学的精神医学会、日本心身医学会主催のシンポジウムがいよいよ明日にせまりましたので、再掲させていただきます。

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緊急シンポジウム うつ病克服へのロードマップ

日時:2011年12月18日(日) 13時~15時(開場12時半)
会場:新宿明治安田生命ホール
東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命ビルB1F(新宿駅西口正面)
  無料・参加自由

がん・循環器病と並ぶ三大疾患である精神疾患。中でも最大の問題がうつ病です。しかし、うつ病を巡るさまざまな情報が飛び交い、私たちは道標を失いかけているのではないでしょうか。私たちが如何にしてうつ病を克服できるか、それが今、問われています。 

主催:
日本うつ病学会
日本生物学的精神医学会
日本心身医学会

共催:
日本精神神経学会
日本精神神経科診療所協会
日本精神科病院協会
日本神経精神薬理学会
日本統合失調症学会
日本アルコール精神医学会
日本臨床精神神経薬理学会
日本総合病院精神医学会
日本認知療法学会

目標達成!

もうすぐで2011年も終わろうとしております。
お陰様で、私は今年の目標を達成できました!

「フルタイム復帰する」
「摂食障害を克服する」

この2つの目標を立てていたのですが、無事、両方とも達成できました

フルタイム復帰は、去年の今頃は本当にできるとは思っていませんでした。無謀な目標設定かと思っていたのですが、それぐらいにはフルタイム復帰していないと困るので、これを目標としました。
主治医や上司をはじめ、皆様のサポートがあったお陰です。
本当にありがとうございました。

摂食障害の克服も若干ハードルが高かったのですが、こちらも無事達成!
初めは、何度も嘔吐したかったことがありましたが、今年に入ってからは一度も吐いておりません。最近ではそんなことすら考えなくなりました。

ジェイゾロフトの断薬の際、若干危なかったのですが、なんとか持ち越し、今では「極限まで痩せたい」とか考えることはなくなりました。同様に自傷行為も全くしなくなりました。

この2つの目標は私1人の力では到底達成することはできなかったかと思います。
まず1番に、私をいつもエンパワメントして下さった主治医にお礼を言いたいです。先生、本当にありがとうございました。
そして、私を支えてくれた友人と両親にも感謝したいと思います。みんな、本当にありがとう!

2011年12月13日火曜日

お薬は自分らしく生きるための道具

精神科領域の症状に関して患者さんが、よくこんなことを言っている場面に遭遇します。

「最終的にはお薬が要らなくなればいいんだけど。」

私自身、こう思ったことが無い、といえば嘘になります。しかし同時に、こういった思いがあまりにも強いのも困った状態だと思ってしまいます。

「またお薬を増やされた。なんで減らしてくれないの?」
「お薬、怖いから(服用を)やめようとしたんだけど、やめられないんだよね。」

お薬が減るのは結果であって、目的ではありません。
お薬を減らすために何かをするのではありません。
症状が落ち着いたから、その結果としてお薬が減るんです。
良くなってもいないのに、お薬だけ減らそうとしたり、やめようとしたりするのは本末転倒だと思います。

そしてお薬に関して私が1番、声を大にして言いたいのは、お薬は自分らしく生きるためのものである、ということです。

私の例でいうと、本来やりたかった華道、読書、旅行、仕事、勉強、などといったことが抑うつ状態で全くできなくなってしまった時期がありました。身体は常に疲れており、心は闇状態で、死ぬことしか考えられない、という状態―完璧に「自分らしさ」なんて失っておりました。しかし、合うお薬に会ってからは、こういったことを少しずつ取り戻していきました。正確にいうと、単純に過去のものを「取り戻した」わけではなく、再び「培っていった」と言うべきでしょう。そうやって、徐々に自分らしく生きられるようになってきました。

今でも私はお薬を飲んでいます。でも、私はそれで良い、と思っているんです。
自分らしく生きられるのが1番ですし、自分らしさを捨ててまでお薬をやめたい、なんて思わないので。普通に仕事が出来て、趣味も楽しんで、生き生きとしていられるのなら、それが1番だ、と思っています。ですから、これからも必要であれば、お薬と上手にお付き合いしていきたい、と思っております。

<過去ログ>
間違えた「最終目標」~回復の落とし穴

2011年12月11日日曜日

意思決定は患者と医師の共同作業

以前、精神科の主治医に「先生は天才医師ですよね~♪」と言ったことがあります。これは私の本心でした。「あんなに大変だったのに、こんなに回復するなんて、よっぽど主治医が凄いのよね~」なんて思っていたのです。

そしたら、先生がこんなことをおっしゃいました。
「僕が天才なのではなく、SDM、Shared Decision Making がうまく機能したからです。つまり、『信頼できる医師』ということでしょうか。まぁ、そのほうが『天才医師』なんて呼ばれるより、ずっと嬉しいですね。」

「SDM かぁ…。確かにO先生とはSDMがスムーズよね。」と思いました。

SDM (Shared Decision Making)とは、患者と医師の共同作業として治療の意思決定を行っていくことです。つまり、SDMでは、医師が一方的に治療を決定するのではなく、患者も一緒になって決定をしていくんですね。

医師が治療方法や治療薬を選び、その効果と副作用をよく説明する―これも良い医師のあり方だとは思うんです。実際に、治療に関してきちんとインフォームド・コンセントをしているわけですから。ただ、これだけだと、患者側としては「やらされている感」が拭い切れないんですよね。このケースだと、あくまでも治療の決定権は医師のみ、といった感じです。

しかし、これがSDMですと意思決定権が患者にもあります。患者も「私もその治療が最善だと思う」という考えを持って、積極的に治療に参加するのがSDMである、と私は考えております。

例えば、私は先生には「どういうお薬が良くて、どいういうお薬を避けたいのか。」「私はどうありたいのか。治療することでどのように変わりたいのか、また治療することで変わって欲しくないことは何なのか」といったことを知ってもらえるよう、自分なりに努力してきました。こうすることで、私のニーズに合ったお薬を選択して下さることが多くなりました。

ただ、急性期の処方で、どうしても患者さんの要望に添えない場合もあります。私の場合、そういったお薬にリスパダールがありました。
「眠くなるお薬は、何も出来なくなるし、何も考えられなくなるから避けたい」
という私の要望から、このお薬は程遠いものでした。
それでも、O先生がこれを選んだ理由も私は知っております。
Dr:「自殺念慮が酷い時は、色々と余計なことは考えないほうが良いんですよ。また、焦燥感が酷い時は、鎮静することも必要だと思いませんか?」
私:「う~ん、確かにそうかもしれないですね。思考が健全に働いている時の考え事は良くても、死ぬことしか考えられない状態で考え事をしても良いことは無いかもしれないですね。ただ、あまり眠いと何もできなくなってしまいますよ。」
Dr:「あなたの場合、身体を休めることも必要ですよね。実際に眠れていないわけですから。それとも、今、どうしてもしなくてはいけないことがあるんですか?」
先生は意見の押し付けではなく、あくまでも「話し合いをしましょう」といったスタンスでいて下さったので、私も冷静に話し合いに参加することができました。最終的には私もリスパダールの処方に納得し、「それなら、リスパダール、飲んでみます」と、自分で服用を決定しました

このように、患者の要望と、実際のその人のニーズが両立しえない時は、患者が納得できるよう丁寧に説明をしてくれる、患者も医師の説明をよく聴き、そして共に話し合う。その上で最終的に患者が決定する、という特徴もSDMにはあるように思います。


ただ、SDM って簡単ではないんですよね。第一に、医師と患者の間に信頼関係がないと、全くもって機能しません。第二に、お互いに意見を尊重し合う「傾聴」の姿勢が取れていないと、なかなかうまくいかない、という側面もあります。患者の要望の一方的な押し付けばかりで医師の話を聴かないのももいけないですし、同じように、医師の提案の一方的な押し付けも良くないですよね。やはり、互いの意見を「理解しよう」と思って聴くことが求められてきます。そして第三に、患者も病気や治療について勉強する必要が出てきます。知識なくして治療の決定なんて出来ないわけですから。

このように書くと、SDM がとても大変なことのように感じられるかもしれません。確かに簡単ではありません。しかし、その成果はとても大きなものだと私は考えております。何よりも、患者の意思も治療の決定に反映されているので、患者の満足度も高いものとなります。また、「自分で選んだ治療」「自分の健康は自分で守る」という意識があるので、治療へのモチベーションも上がります。また、お薬が出ている場合、きちんと服薬できる率も高くなるように思います。ですから、SDM がしっかりと機能すると、治療成果は格段と上がる、と私は考えております。

SDM というアプローチ、もっと広がると良いですよね。


<過去ログ>
奇跡だ!(精神科領域)

2011年12月7日水曜日

視点を変えてみる

今週の現代華の作品です。


最初は花器を斜めに置いて作品を作ろうとしておりました。主材のレッドウィローを大きく右側に傾斜させて大胆な感じに。しかし、いざ活け終わってみると、なんだかしっくり来ない…。う~ん、う~ん、としばらく唸った後、花器ごと時計回りに向きを変えてみました。すると、今度は主材が良い感じにまとまりました。あとは、副材のお花たちを調整して、上の写真のような作品に。

正面とする場所を変えるだけで、ガラリと印象も変わり、綺麗な作品が現れるのは不思議なものです。でも、これは何もお花の世界だけではないですよね。

たまに視点を変えてみることの重要性を改めて考えさせてくれた作品でした。

2011年12月4日日曜日

四つ葉のクローバー

9月か10月に仕事でお世話になっている方から四つ葉のクローバーの種をいただきました。四つ葉のクローバーも最初は三つ葉で、あとから4枚目が出てくる、と説明書きに書いてあり、「へぇ、そうなんだ~!」なんて思いました。四つ葉にはならないかもしれない、と書いてあるのを読んで、なんだかより一層「私なら四つ葉が出るんじゃないかしら?」と根拠の無い自信が出てしまい、ある水曜日に種まきをしました。

種まきしてから数日で発芽しました。最初は二葉、そして三つ葉になり、しばらくそのままでした。

「本当に四つ葉のクローバー、出るのかな?」と少し弱気になりかけていたところ、昨日、とうとう出ました!





四つ葉のクローバー、見つかりましたか?

2011年12月3日土曜日

特定疾患の「入れ替え」案、消える

以前、特定疾患の「入れ替え」案について投稿させていただきましたが(参考)、進展があったようなので、ご報告させていただきます。

下垂会の代表理事、はむろおとやさんのブログによると、第18回難病対策委員会において、この「入れ替え」案は消えたとのことです(参考)。

「入れ替え」の代わりに今回使われた言葉は「見直し」。難病対策そのものを抜本的に見直しをする、ということのようです。これは大いに歓迎すべきことだと思っております。というのも、私は今の難病対策は本当に課題が山積みだと思っているからです。

日本での難病対策、というか特定疾患事業は、難病者の立場からしたら、一部の難病者しか医療費助成を受けられていない、という現状があります。福祉的支援(例えば就労面)に関しては全くもって課題が山積みの状態ですよね。そして難病でも特定疾患でなければ医療費助成すら受けられない、とは本当に酷い話だと思います。高額療養費制度がある、と言われても、毎月払い続けていくには負担があまりにも重過ぎる金額の場合、治療の継続が困難になりますよね。さらには、疾病間の格差(特定疾患か否か、など)が患者同士の妬み合いすら引き起こしかねない状況にあります。だからと言って、助成対象の疾患を入れ替えなんて絶対に無理です。そんなことをしたら、誰も満足に治療が受けられない、ということになってしまうのではないでしょうか。

こんな感じなので、国の難病対策については抜本的な見直しが必要、と考えてきました。 せっかく上がった「見直し」案、前向きな議論展開を期待しております。


<参考リンク>
「入れ替え」案消える

<過去ログ>
特定疾患の「入れ替え」?