2011年11月10日木曜日

私の診療ノート(精神科編)

前回は身体科の診療ノートについてお話しました。
実は私は、身体科と精神科の診療ノートを分けています。とは言っても、A5用のノートカバーを使って、1冊になっておりますが。

2010年に入院したあたりからノートをこのように分け始めました。精神科領域の症状がとても重かったので、通院頻度が高く、あっという間に1冊が終わってしまっておりました。これですと、身体科の記録を追うのが難しかったのです。

さて、精神科のノートですが、これは身体科のものとは形式も異なります。

精神科の診療ノートには、気になっていることを順番を気にせず、日頃から気付いた時に書き込んでいきます。 この時、日付をきちんといれるようにします。

そして、診察前日に、まとめます。
報告事項を、下記の5つに分けます。
  • お薬
  • 改善点
  • 困っていること
  • 質問
  • その他報告
お薬
 
まず初めに
  • 現在のお薬(種類、用量、飲み方)
    • 例)ストラテラ(25mg)AM
  •  残っているお薬(種類、数量)
    • 例)エビリファイ(3mg)4錠 
の2つを記入。もしも前回処方時と現在服用の用量や飲む時間帯が異なっている時には、変更のあったお薬が目立つように印をつけます。

次に、お薬を飲んでいて気付いたこと・気になったことを書いていきます。私は、副作用、効果、服用に問題が無いか、服用に抵抗が無いか、自分がそのお薬を続けたいと思っているか、などを書いていますが、このプロセスが一番楽しいです。「~を飲むと眠い」「~を飲んだら気分が安定した」「お薬はなるべく朝1回で済ませたい」など色々と書きます。

改善点

精神科の治療では、悪いことに目が行きがちのような気がします。なので、あえてこの項目を作ることで、良い面に目を向けよう、という作戦です。あとは、実際に改善点があるのに、気付かないこともあるわけですが、この項目を作ることによって、そういった所にも目が行くようになります。

まぁ、何もない時は「特になし」で良いと思いますけどね。しかし、実際に心が元気になってくると、この欄が大きくなってきます。それを自分で読むのも楽しいですし、こういったことを主治医に報告すると主治医も喜んでくれます。自分のモチベーションだけでなく、先生のモチベーションもあげられるのでは?なんて今では考えております。もちろん、当初はそこまで考えておりませんでしたが。

困っていること

症状や、生活上困っていることを書いていきます。「欠勤が多い」「眠れない」「焦燥感が辛い」「希死念慮で苦しい」といった感じです。お困り度数をつけていくと、診察する先生も助かるかも。

質問

先生にお聞きしたいことをここに書きます。

その他報告

上記のいずれにも該当しない事項をここに記入します。


とまぁ、こんな感じで準備していきます。
そして、診察中・診察後の流れは身体科の診療ノートと同じ(参考)。

最近は良い報告が多くて、「改善点」の欄に時間がかかり、嬉しい悲鳴だったりします。
絶不調の時は「困っていること」があまりにも多くて、そこに時間がかかっていたのですが。

精神科の診療ノートは、確かに治療の記録なのですが、同時に「成長の記録」的な側面もあって、後で読み返すのもなかなか面白いですよ。

<過去ログ>
私の診療ノート(身体科編)

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