2011年11月1日火曜日

大切に覚えている言葉

「あなたは生まれてきたんだから、生きていて良いんだよ。」

今では私もすっかり良くなったわけですが、事あるごとに思い出すのが、主治医(精神科医)のこの言葉。

本当は「生きないとダメ」が正しいのだと思いますが、「生きていて良い」という言葉はあの時の私には実に的確で、スーッと心に入ってきました。

「生きないとダメ」だと義務感があり、心が一杯一杯の状態の時に聞くと苦しい言葉です。選択の余地がなく、また、かろうじて生きたにしても、「自分で生きることを選んだ」という印象にはならなかったのでは?と思います。

しかし、これが「生きていて良い」ですと、まず、義務ではないので心が楽になります。そして、「生きていて良い」という言葉には、その人の存在を肯定する力があります。実際に、この言葉を言われた時、私は「生きるに値する存在なんだよ」と同義に感じました。さらに、なんとか生きた場合、「自分で生きることを選んだ」という主体的な印象になります。この時のそんな印象が、後の私に自信を与えてくれたんだと信じております。最終的に、「あの時、私は生きることを選んだ。そして、あの辛い時を乗り越えることができたのよ。大丈夫!私はこれからも生きていける!!うん、生きていこう!!!私は生きるに値する存在なんだから。」という確信・決意に繋がりました。

すっかり良くなった今、希死念慮が無いにもかかわらず、折に触れこの言葉を思い出すのは、こういった自信・確信・決意の元となった言葉だからなのでは?と思っております。

とてもシンプルな言葉なのですが、私の心を支えてくれている大切な言葉です。

<過去ログ>
神経精神科 通院 (7月20日)

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