2011年9月4日日曜日

初めての採血の思い出

先端巨大症と診断されるまでの私は採血がとても怖かったのを覚えています。
それも、記憶にある中で始めて採血をしたのは「目が見えにくい」「生理が来ない」と主治医に言った時。主治医はプロラクチンの検査をオーダーしました
医師のアシスタントから「血液検査」と聞き、一気に不安になりました。針が怖かったからです。
とーっても重い足取りで、地下の採血室へ向かいました。

私の採血を担当したのは、若い男の子でした。ちょっと可愛らしい感じ。
しかし、その可愛い男の子のことはどうでも良くなってしまうような物が目の前に現れました。(実際に彼の顔は良く覚えていません)
採血ホルダーで、先端には18G(ゲージ)の採血針が!
その太い針を見た瞬間にパニックでした。
「えっ、こんなに太い針なんて無理~」と大騒ぎ。

パニックになっている私を見ると、「深呼吸して。大丈夫だから。」といって何かを持ってきました。それは、星の形をした手のひら大のリラックスボールでした。彼はそれを採血する側の私の手のひらにのせまして言いました。
「これを手でギュッと握ってね。検査なんてあっという間に終わっちゃうよ。大丈夫、僕はこれ(採血)に関してはプロだから。」
そして、本当にあっという間でした。思ったほど痛くありませんでした。

今ふり返ると、「採血ごときでww」と苦笑してしまいますが、私はあの時の気持ちを大切に覚えておきたい、と思っております。

病気との「共存生活」が長くなってきて、健常者が採血や注射で「いや~」「こわ~い」と大騒ぎしているのを見ると、「なによ、そのくらいで」と思うことが多くなってきていることに最近気がつきました。でも、そんなことを思っている私だって、初めは同じだったんですよね。

病気のおかげで精神的に強くなっていくのは良いですが、優しさを忘れないよう心がけたいものです。


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