2011年8月28日日曜日

薬剤性高プロラクチン血症①~入門

前回、お薬の中にはプロラクチン(PRL)の値を上げてしまう物がある、と申し上げました。
このように、お薬によって高プロラクチン血症が起きることを「薬剤性高プロラクチン血症」と呼びます。

薬剤性高プロラクチン血症を起こすお薬の中でも、前回の投稿では精神科のお薬に注目しました。
ただ、高PRLの原因となるお薬は、何も精神科のお薬に限られた話ではないんです。
そういったお薬のカテゴリーには
  • 降圧薬・循環器薬
  • 抗精神病薬
  • 抗うつ薬
  • 制吐薬・抗潰瘍薬
  • エストロゲン製剤
が挙げられます。

まずは基礎

プロラクチン産生を抑制するのがドーパミン。
そして、プロラクチン産生・分泌を促進するのがエストロゲンです。
  • ドーパミン ⇒ ↓PRL
  • エストロゲン ⇒ ↑PRL
次回は、この2つのうち、ドーパミンに注目していきます。

<過去ログ>
下垂体腫瘍と精神科のお薬


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