2010年3月14日日曜日

メンタルの治療、一筋縄に行かず

ラコールについて
うつ状態と摂食障害

先日、栄養剤ラコールのお話をさせていただきました。やはり、バナナのフレーバーにアレルギーだったようなので、ミルクフレーバー、コーヒーフレーバーにしていただいたら、あのお腹が焼け付くような感覚、顔のかゆみ、衝動性がかなり改善されました。残っていたバナナフレーバーをこの間、試しに200mL飲んでみたらやはり同じ症状。バナナはもう、永遠に飲まない方がよさそうです。

ちなみに、私はミルクフレーバーは結構気に入って飲んでいます。コーヒーフレーバーは。。。私は大嫌いです。なんだか麦茶にプラスチックを加えたような、私にとっては嫌いな味にカテゴリーされるものです。(でも、聞く話によると、コーヒーフレーバーって結構人気らしいですね。)

そもそもO先生がエンシュアでなくてラコールにしたのには理由があるんです。エンシュアもラコールも半消化系の栄養剤であることには変わりないのですが、ラコールにはうつ症状に有効といわれているω3系の脂肪酸が含まれているんです(シソ油とかが入っています)。エンシュアはω6系は豊富なのですが、ω3系は弱い、というか入っておりません(コーン油が主体です)。ここのところが「ラコールの方が、エンシュアよりも日本の食生活にあっている」という根拠の1つのようです。あとは、エンシュアのほうが脂肪分が大幅に多い、ということ。これが、日本人の患者さんでは「ラコールよりもエンシュアのほうが下痢しやすい」原因となっているようです。

O先生には「きちんと食べるように」「ω3系脂肪酸を中心にね」などとアドバイスされていたのですが、何せ摂食障害持ちの患者には、まず「食べる」という行為が難しいわけです。そこで、サプリメントや食のアドバイスだけではなく、栄養剤を用いることになったのです。

正直な話、体重はまったく増やせていません。しかも一時期ラコールに頼りすぎていたので、固形食を食べるたびに下痢を起こしています。 ただ、先生には「これ(ラコール)だけではなくて、普通の食事もしないと駄目だよ。」と言われているのが辛いところ。お約束が守れておりません(正直に先生には報告しています)。もっとも、そんなに簡単にこの約束が守れたら、12年も摂食障害に蝕まれることはなかったわけですが。

「中枢性摂食異常症」も実は国の難病なんです。これ、本当に難治性だと私も感じています。「寛解!」と喜んでいると直ぐに悪魔のごとく戻ってくる嫌な奴です。特に過度のストレスにさらされると私の生活は食事に翻弄され、それはそれは悲惨なものとなるわけです。 近頃、強く思うのは「摂食障害(特に食欲不振症のほう)ってゆっくりとした自殺だよなぁ。」ということ。

普通のダイエットと違って目標のない減量。私の場合、自分が二分化され、片方(AM-Actual Mind)は「私は健康になる権利がある」と訴えていても、もう片方(NC-Negative Control)が「お前などにそんな権利はない。食べるな、飲むな。さっさと死ね。その気になれば首を吊らなくたって低血糖と脱水で十分死ねるはずだろう」という状態。これを12年続けてくるとさすがに堪えてきます

そこに、先端巨大症、うつ病、偏頭痛、ADHD といった要素が加わると、私は押しつぶされそうな精神状態になるわけです。それで、少なくともNCを騙し騙し、栄養を取らせることが必要になってきます。近頃気づいたことは、栄養剤なら1日400KcalまでならNCが「薬」として扱ってくれることでした。もちろん、食事を口にしようものなら「さっさと吐き出せ」と指示がありますが、栄養剤の場合、400Kcalまでならそんな意地悪はしてきません。このままNCを騙して処方通り600Kcalまで取らせてもらえれば良いのですが、なかなか難しいです。

肥塚先生は摂食障害は「治すことが可能な疾患」 とおっしゃっていました。しかし、さすがに患者12年目の私にはその言葉を素直に信じることが出来ないんです。もう、「治そう」という意欲も無いのでかなり放置状態。体の方はいたって丈夫なようで、平均体重の15%をきっても、きちんと月経があるので私も問題意識をきちんと持っていないんだと思います。また、先端巨大症のお陰で、周りには体重減少がバレにくい。スーツさえ身に着ければ結構「ガッチリとした体系」に見えるので、減量に拍車がかかります。

今回、摂食障害を私が患っていなければ、うつの治療ももうちょっと簡単に行ったように思います。うつ病にはまず、休息と栄養ですから。でもNCがそれをさせてくれない。NCは私を死の方向へと導こうとする奴です。だからなかなか良くならないんですね。 とは言っても、NCも私の一部です。自己責任で治療をしないと何も始まりません!

そんなことを考えていると、本当に自分が駄目な人間に思えてきます。
職場復帰を先週から具体的に意識し始めてから、また体重が減少し、自殺企図をすでに2回。(アメリカだったら、とっくに緊急入院させられているでしょう。精神入院は辛いです、ほんと。)やはり、仕事に何らかの重大なストレスが関与しているのでしょう。せっかく心理学で学位をとったので今、自分に認知療法を施していますが、自分を治療するって難しいことですね。はぁ、駄目なカウンセラーだ。

自分のクライアントのカウンセリングなんかより自分の方がよっぽど難しいです。私は他の方には優しくできても自分には優しくできない、という重大な欠点があるので(これは、インターンシップ中にスーパーバイザーに指摘されました。本当にその通りだと思います)。

本気で社会復帰が不安です。

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