2009年11月29日日曜日

東京女子医科大学 第27回公開健康講座-その3

今回は田辺先生、三木先生のプレゼンの感想です。

III.よくある病気の中に

 1.直る高血圧 (田辺 晶代)

副腎ってよく日本ではおまんじゅうに例えられることが多いように感じるのですが、田辺先生は「そら豆に似てると思うんです」とおっしゃっておりました。そのスライドの下の方に”by 東京女子医科大学 立木美香”と書いてありました。おぉ、私が検査入院中お世話になった先生です。アメリカ帰りで生意気で、自分で主導権を握りたがるような患者である私にもご丁寧な対応をして下さった先生です。今にして思うと「やりにくい患者だったのでは?」と思います。

話は本題に戻りますが、高血圧を起こす副腎の病気として原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫を挙げていらっしゃいました。クッシング症候群は私にとっては非常に馴染みのあるものですが、残りの2つ、つまり原発性アルドステロン症と褐色細胞腫については教科書で読んだきり「そんな病気、確かあったなぁ」ぐらいにしか覚えていなかったので大変勉強になりました。アルドステロンの働きとカテコールアミンの働きについてしっかりと押さえてくださったので飲み込みやすいプレゼンでした。


  2.頑固な頭痛 (三木 伸泰)

女子医大で頭痛、というと頭痛外来で有名な清水先生をつい思い浮かべてしまいますが、今日は内分泌内科の講座なので、脳外科医などではなく内分泌内科医の三木先生でした。実は三木先生は私の米国の大学のOBなんです!学部こそは異なりますが先輩にあたる方なので、同じ出身校の方がこういったところで立派に活躍しているところを拝見すると、非常に嬉しいです。


私も慢性頭痛と偏頭痛発作がひどいので頭痛についてのプレゼンは非常に興味のあるところでした。自己症状もあり、かなりお困り度の高いものだったので自分でも頭痛に関しては勉強していたので、前半はかなり基礎的な内容に感じました。

ただ、「下垂体由来の頑固な頭痛」という内容は非常に興味深かったです。私は下垂体腫瘍、下垂体卒中については知っておりましたが「ラトケ嚢胞」は名前しか聞いたことがなかったので大変勉強になりました。下垂体腫瘍との誤診が多いそうで、ラトケ嚢胞に伴う頭痛は患者さんのQOLをかなり低下させるそうです。また、ラトケ嚢胞はごく最近になって注目されるようになったもののようです。

下垂体腫瘍について、今回私が初めて知ったことは、腫瘍のタイプによって頭痛の重症度が異なる、ということでした。先端巨大症とプロラクチノーマでは重症度が特に高いそうです。腫瘍が下垂体に出来たからといって、どの腫瘍も同じ頭痛の重症度ではないんですね。非常に興味深いです。

最後に下垂体卒中に関してですが、三木先生のお話されていた匿名の患者さんのケース、私、実は某HPで読んだことがあるので、どの方だか分かりました。それと同時に、その患者さんを救った先生が三木先生であることをこの日、初めて知り、「あぁ、あの素晴らしい先生は三木先生だったんだ!」と感心してしまい、肝心のプレゼンの内容が私の中で、一瞬お留守になってしまい、申し訳ありませんでした。ただ、下垂体卒中に激務とアルコールがよくない、というポイントはしっかりと把握しました。

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