2009年10月2日金曜日

内分泌科初診(ミシガン州立大にて)

2007年4月の手術を終えて2ヵ月後の6月、私は生まれて初めて内分泌科医にかかることとなりました。

英語では内分泌科医はEndocrinologistと呼ばれるのですが、ネイティブにとっても決して簡単な言葉ではないのに、人間、自分のこととなると凄い!私はこの長い単語をいとも簡単にスラスラと言える様になりました(笑)。

その初診、また初診後の衝撃的事実を今日は3つ、リストアップしていきます。

衝撃的事実その1:「腫瘍はとれたけど、まだGHとIGF-1が高いね。」

が~ん!!そうか、手術で終わりでは無いのか。
ってことはお薬?再手術?放射線?ガンマナイフ?
「薬物療法(Medical Therapy)にしましょう。サンドスタチンという筋肉注射のお薬になります。」
あぁ、なんでよりによって注射なの?しかも筋注?
この病気と一生付き合っていくのかしら?とかなり落ち込みました。

衝撃的事実その2:「僕は先端巨大症の専門ではないからセカンドオピニオンを求めてほしい。」

日本でどれだけセカンドオピニオンが医師によって勧められているのか分かりませんが、Board Certificationという認定医師試験を通過した、いわゆる「よく出来るお医者さん」が自らセカンドオピニオンを勧めるところに私は驚きました。(このドクターは准教授でした。)

でも、初診後、周りに訊いてみると保険会社も医療費削減のためにセカンドオピニオンを求めることを条件に保険金を支払う、という制度があるので、米国では一般的なのかもしれません。

ちなみに私がセカンドオピニオンをいただいたのは先端巨大症の研究・治療で有名なミシガン大学(University of Michigan)でした。これが、後の女子医大とつながることになるのです。

衝撃的事実その3:「薬価は保険適応前が3,600ドルです。」

えぇ!!!そんな馬鹿な?私の年間の薬代の保険適応限度額は2,500ドルですよ~。もう一度、桁をよく確認して下さい。「間違いありません。」

私は直ぐに内分泌科医の秘書に電話しました。「まずは保険会社に連絡するところから始めましょう。あと、何箇所か処方箋薬局を回って薬価を調査してみて。私たちは製薬メーカーの方に連絡をとって助成がないか調べてみるから。」

結局、一番安かったのは私が手術を受けたSparrow Hospitalの院内薬局。約2,400ドルでした。

この薬1回分で私の年間保険適応限度額に達してしまい、お薬を作っているノバルティスのPAP(Patient Assistant Program)のお世話になることとなるのです。保険会社やノバルティスに電話して断られた際、私は泣きながら説得しようとしました。それでも断られ、数日間、涙を流しながら過ごしました。最終的には内分泌科医の秘書さんがノバルティスの方に話をつけて下さったようです。よかった!

(PAPとは、米国市民権を持つ低所得層の患者に無償で治療薬を提供するサービスです。)


保険適応前は$2390.45でした。
単純に3割負担だったとしても$700は超えます。

サンドスタチンLAR(20mg)のアメリカ版パッケージ。
アメリカでは筋肉注射でもこのように患者が自分で薬局で購入し、
投薬日に病院に持っていくのです。

キットです。針は19ゲージ、1.5インチが2本。
確か日本ではプレフィルドではなくてアンプルだったはず。
注射針も入っていなかったと思います。

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