2012年2月17日金曜日

DaiichiSankyoくすりミュージアム、オープン(東京)

第一三共さんが「DaiichiSankyoくすりミュージアム」を今月3日、東京・日本橋にオープンしました。

薬局新聞  2月15日(水) 配信

『Daiichi Sankyoくすりミュージアム』は、製薬メーカーが運営する無料施設でありながらも、内容は純粋に薬の仕組みや働きなどの解説となっているのは極めて印象的だ。そうした点について同社では「一企業の立場を超え、公共性を有した“くすりの情報発信基地”として活動を行う」と、企業色を極力抑え薬に関する情報提供に注力する姿勢を打ち出している。
お薬が大好きな私は早速行ってみたくなりました!
皆さんもお近くにお越しの際には、お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?
(行ったことも無いのに勧めるのも変ですが)

ホームページ:
http://kusuri-museum.com/

開館時間:
月~金 10:00~17:00
土    10:00~16:00

入館料:
無料

アクセス:
地下鉄銀座線・半蔵門線「三越駅前」 - A10出口 徒歩2分
JR総武快速線「新日本橋」 - 出入口5 徒歩1分

うつ病を誘発するたんぱく質が特定

今日もm3を読んでいたら、またまた面白い記事を発見してしまいました。

「うつ」誘発、たんぱく質特定…新薬開発に期待
2012年2月17日08時20分 読売新聞
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所(春日井市)は、体内のたんぱく質の一種に、恐怖や不安の増幅、ストレスによる活動低下など、うつ症状を誘発する働きがあることを突き止めた。
このたんぱく質は「HDAC6(ヒストン脱アセチル化酵素6)」と呼ばれるとのこと。
HDAC6を抑制する物質を与えた時の反応は抗うつ剤を投与した時と似ているそうです。
また、HDAC6の無いマウスは、慣れない環境でも活発に行動しており、不安や恐怖を感じにくくなることも明らかになったとか。

なかなか面白いですね。

今まではセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質で主に説明されてきたうつ病が、今となっては、脳由来神経栄養因子(BDNF)や、扁桃体と外側前頭前野(DLPFC)の機能、といったものからも説明できるようになり、今回はHDAC6というたんぱく質。

今回の発見によって、HDAC6を抑制するメカニズムを持つ、新たな種類の抗うつ剤が開発されるのかしら?などと夢見てしまいます。そうなれば、今までの抗うつ剤で改善の見られなかった患者さんにとっては朗報となるのではないでしょうか。

<過去ログ>

うつ病の新たな治療法・診断法

先日、NHKの「ここまで来た!うつ病治療」の再放送を見ました。
私にとって、とても興味のあるエリアの内容なので、思わず見入ってしまいました。
将来、日本でのうつ病の治療法や診断法も変わってくるのかしら?という期待も湧いてきました。

私は特に、経頭蓋磁気刺激法(TMS)という治療法と光トポグラフィー(NIRS)による診断について関心を持ったので、この2つ絞って書いていきたいと思います。

経頭蓋磁気刺激法(TMS)

薬物療法で改善しない患者さんへの新たな治療法として注目を集めているのが、経頭蓋磁気刺激法(TMS)。これは脳に直接、磁気刺激を与える治療法です。

脳には背外側前頭前野(DLPFC)という場所があるのですが、ここは意欲や判断を司っており、同時に、恐怖や不安を起こす扁桃体を制御する働きもあるとされています。うつ病では、このDLPFCの機能が低下しているそうです。そこで、DLPFCを磁気刺激によって刺激して活性化する、というのがTMSという治療法。

番組では、様々な抗うつ剤を試してきても症状が改善されなかった患者さんが、TMSで劇的に症状が改善されていく様子が示されていました。この治療法、日本ではまだ承認されていませんが、治験を行っている施設はあるみたいです。難治性のうつ病の患者さんのためにも一刻も早い承認を!と思いました。

光トポグラフィー(NIRS)による診断

現在、うつ病の診断は問診によるものです。しかし、これですと、うつ病と症状が似ている双極性障害などとの見極めが難しいところ。例えば、双極性障害の患者さんの中には躁状態が軽く短い人もいます。こういう患者さんはうつ状態の時に受診するので、単極性のうつ病と誤診されやすいのです。しかも、双極性の患者さんを単極性として治療すると躁状態を悪化させてしまい、危険です。そのため、より確実な診断が求められています

現在日本では、施設は限られているものの、問診よりも客観的な診断が行える方法が出てきました。光トポグラフィー(NIRS)という、脳の血流を測定する方法です。これによって、うつ病、双極性障害、統合失調症を客観的に見分けられるようになってきたそうです。まだ、NIRSによる診断が出来る施設はごく少数ですが、こういった方法が広まることで、誤診も減り、より的確な治療を行うことができるようになるのでは、と期待しております

以前、BDNFのお話もしましたが(参考)、BDNFの場合、「病気を見分ける」ということはできません。というのも単極性も双極性も共にBDNFが低下する、という結果になるためです。(もちろん、病気のメカニズムを理解する上では非常に有用だと思いますが。)それとは対照的に、NIRSは3つの病気(うつ病、双極性障害、統合失調症)を識別できますので、そこが優秀です。

TMSもNIRSも、機械導入に伴うコストといった課題もありますが、1患者としては、どちらも(TMSについては、まずは承認が必要ですが、)より多くの施設で導入されることを望んでおります。皆さんはどう思いますか?

<過去ログ>
気分障害の血液検査?
「うつ病克服へのロードマップ」に参加⑤

2012年2月14日火曜日

難病者は生きる力が強い?

職場でm3のメールを読んでいると、面白い記事を発見しました。

健康な人と比較、難病者生きる力強い 「自己超越性」分析、高い結果出る/佐賀
毎日新聞社 2月11日(土) 配信
危機に直面する状況でも生きる意味や目的を見つけ、問題に対処して自分らしく生きる機能「自己超越性」を分析したところ、難病患者は健康な人よりも高い結果が出た。幸福感についても、同様の結果が見いだせたという。
「へぇ~!」というのが正直な意見。
でも、「そういうのもあるかもしれない」とも思いました。
私も病気になってから、
  • 「私らしく生きるためにはどうすれば良いのか?」
  • 「私は人生で何を成し遂げたいのか?」
  • 「私の人生で本当に大切なものは何なのか?」
といったことを、頻繁に自分に問いかけるようになりました。
難病があるからこそ、それを乗り越えて自己実現しようとする力 ― それが私の「生きる力」なんでしょうね。

ただ、この研究結果が見逃している大切なこともあります。それはうつ病などの精神疾患を合併し、生きる気力が無くなっている難病の患者さんたちのこと。難病があるからといって、生きる力が必ずしも培われるわけではありません。中には魂が挫けてしまう人だっているのです。かく言う私も、その中の1人でした。

私だったら、次の研究は「どんな患者さんが自己超越性や幸福感が高くなり、どんな人が逆に生きる力を失うのか」といった内容にします。というか、パーソナリティー&幸福感を研究してきた私としては、とても興味があるところです。

<過去ログ>
「うつ病克服へのロードマップ」に参加②

本命チョコ~私の場合

バレンタインデーですね。
男性に本命チョコと義理チョコの違いって何?みたいなことを訊かれたことがあったので、私の本命チョコについて、書いていきたいと思います。セッティングは「まだ付き合う前で、好意を寄せている男性にチョコを渡す」というご希望があったので、そのシチュエーションで書いてみます。

1.チョコレートにメッセージカードを添える
筆まめな人には義理チョコでも全員にメッセージを付けることもあるようですが、私は面倒くさがりなので、本命以外にメッセージカードなんてつけません。で、せっかくメッセージを付けても、基本シャイなので、「好きです」とかは書けません。付き合っている場合は、「大好き!」とか書いてしまいますが、片想い中の場合、とても告白めいたことは書けないです。「素敵です」とか、そんな言葉を使って何とか好意を伝えようとします。

2.チョコレートの値段は2000円以上
手作りではない場合です。私は、義理チョコは1000円未満としております(物によっては500円程度だったり…)。本命は最低でも2000円、というのが私のポリシー。この辺は女の子によって差が出ると思いますが、いずれにしても義理よりも高いチョコレートが本命です。あと、選ぶのにもかなり時間をかけます。

3.1対1のシチュエーションで渡す
これは絶対です!2人だけの時に直接渡します。

4.笑顔で渡す
中には本命チョコは緊張してしまって、渡すときに無言になってしまう、という女の子もいますが、私は渡すとき、逆に笑ってしまいます。照れ隠しです。緊張を隠すためについつい笑ってしまいます。素直じゃないんでしょうね。それでも、赤面しているかもしれませんが。

5.自分でラッピングする
私、実はこういう作業、大の苦手なんです。なので、ほかの女の子みたいに綺麗なラッピングができません。それでもあえて自分でラッピングします。


こんな感じでしょうか。私は、片想いの本命チョコを、あえて「義理なのか本命なのか分からないチョコ」にしてしまっていたかも。買うチョコレートも有名ブランドをあえて外したり、メッセージカードに「好き」と書けなかったり、ラッピングが華やかでなかったり…。でも、それはそれで良いと思っていたりします。バレンタインが新しい関係のきっかけになれば、それで良いのかな、なんて。

皆さん、素敵なバレンタインをお過ごしくださいね。